売上と利益の違い
このブログは、主に会計の知識をわかりやすく書くことで、知識不足に苦しむ会計SEさんをはじめとするサラリーマンの方を少しでも助けられないかと思って書いております。なるべく、どんな平易なことでも掬い上げたいと考えています。
そんな中、そういえばコレを書いてなかったと気付きました。「売上」と「利益」の違いです。
超基本だけど・・・
売上と利益の違い。この2つの意味を知らないサラリーマンの方はかなり少ないでしょう。ほぼいないかもしれません。でも、大学を出たばっかりの新入社員さんが知ってるかというと、知らない人もそれなりの割合でいるような気がします。
あまりにも当然の前提知識なのでズバっと書いているサイトも少ないようです。私はこの2つのコトバの意味の違い、いつ覚えたのだろう。わかんないけど、当然最初は誰かから教わったはず。
そんなわけで前置きが長くなりましたが、売上と利益の意味と、その違いについて書きましょう。
例えばこんな感じ
例えば、ソーセージを60円で仕入れて100円で売ったとします。この場合、儲けは40円ですよね。
この場合でいうと、100円が売上、40円が利益になります。
「売上」は、かかった費用はとりあえず置いておいて、「いくらで売れたか」を表す言葉です。
それに対して「利益」は、「いくら儲けたか」を表す言葉です。今回の例では、60円で仕入れて100円で売ったので、儲けたのは40円ですよね。
「売上」と「利益」の説明は以上です。ま、知ってしまえばカンタンですよね。
利益には色々な種類がある
ちなみに、この記事ではざっくりと「利益」と書きましたが、一般に企業会計では色々な種類の「利益」があります。下記記事で解説していますので、興味のある方は読んでみて下さい!
売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期利益 ド素人的説明