法人銀行口座の維持手数料一覧(知ってる範囲で)

起業する際には、必ず法人としての銀行口座が必要になりますよね。法人として銀行口座を持つと、銀行口座の維持に手数料が必要なことが多いです。私が知っている法人銀行口座の維持手数料を記述しておきます。

名目上は全銀行で「口座は無料」

名目上は、全銀行・信用金庫で、口座の維持手数料は「無料」です。しかしながら、オンラインバンキングを有料にしている銀行が多いです。主なものは下記の通り。

銀行名・サービス名	維持手数料（月額）
みずほ銀行 口座＋キャッシュカード	0円
みずほ銀行 口座＋キャッシュカード ＋オンラインバンキング利用	5,400円
三菱UFJ銀行 口座＋キャッシュカード	0円
三菱UFJ銀行 口座＋キャッシュカード ＋最低限のオンラインバンキング(BizStation Light)	0円
三菱UFJ銀行 口座＋キャッシュカード ＋フルサービスのオンラインバンキング(BizStation)	1,760円
りそな銀行 口座＋キャッシュカード	0円
りそな銀行 口座＋キャッシュカード ＋最低限のオンラインバンキング(ビジネスダイレクトMini)	3,300円
りそな銀行 口座＋キャッシュカード ＋フルサービスのオンラインバンキング(ビジネスダイレクト)	7,700円
武蔵野銀行 口座＋キャッシュカード	0円
武蔵野銀行 口座＋キャッシュカード ＋最低限のオンラインバンキング(Type I)	1,100円
足立成和信用金庫 口座＋キャッシュカード	0円
足立成和信用金庫 口座＋キャッシュカード ＋フルサービスのオンラインバンキング	1,100円
PayPay銀行 口座 ＋フルサービスのオンラインバンキング	0円
楽天銀行 口座 ＋フルサービスのオンラインバンキング	0円

筆者のオススメは、三菱UFJ銀行の「BizStation Light」です。基本的なオンラインバンキングが使えて、なおかつ口座維持手数料（オンラインバンキング利用料）がかかりません。

そもそも口座開設の審査が通らないかも？

なお、最近は法人口座開設の審査が全体的にかなり厳しくなっています。

筆者の場合は、法人設立直後は、そもそもメガバンクの銀行口座開設はあきらめていました。法人設立直後はPayPay銀行(当時はジャパンネット銀行)と楽天銀行に申し込んで、PayPay銀行は審査に落ち、楽天銀行は審査が通りました。

筆者の場合、個人事業としていくつかの企業と取引をしており、個人の確定申告として年間売上が700万円程度ある状態でした。それらを示して事業実態があることを説明しつつ法人口座を申し込んでも、そのような結果でした。

このように、新規法人の銀行口座開設は、意外と難しいです。その意味では、そもそも「維持手数料が小さい銀行を選ぶ」ということ以前に、「多少お金がかかってもいいから口座開設させてくれる銀行を選ぶ」という感覚を持つことも大切かもしれません。