PCをしっかり守るならウイルスバスターかなあ
先日、ウイルスバスター クラウドのセミナーに行ってきました。私はシステムエンジニアってことで一般の人から見ると「パソコンに詳しいんでしょ?」って思われるんですけど、「パソコン」と「システム」って全然違うものなんですよ。そんなわけで当然、セキュリティソフトの知識も普通の人と基本的には全く同じ。だけど色々聞かれちゃう。なので、ここはいっちょ勉強しておくかってことで。
ウイルスバスター最強じゃん
で、ウイルスバスターのセミナーなんで当然なんですけどウイルスバスターのアピールをされて、完全にウイルスバスターに染まって帰ってきました。なんだこれ。完全にウイルスバスター最強じゃん。
いや、もちろんウイルスバスターを販売してるトレンドマイクロが勝手に最強って言ってるだけならそりゃ信じませんよ。でも、第三者機関の数字でこれでもかってくらいその強さを見せられたので、ウイルスバスター最強説を信じる気になりました。
第三者機関が示す「ウイルスバスター最強」
最近のコンピュータウイルスの目的はズバリ「金銭」。昔はイタズラ的なのが多かったみたいですが、今は明確に金銭が狙われています。警察庁発表の資料によれば、インターネットバンキング関連の不正送金犯罪の被害額は、2012年には4800万円だったものが、2013年には14億600万円、2014年上半期は18億5200万円。とてつもなく増えてます。
そして、正規サイト閲覧でウイルスに感染するケースが後を絶たないとのこと。
更に、明確に日本が狙われているとのこと。こりゃまあ当然ですよね。最近は円安になってきたものの、まだまだ円は強いです。国境のないインターネット上で金銭を狙うなら、金持ちの日本を狙うのが、犯罪者集団からすれば当然の心理でしょう。
そしてすごいのがこれ。圧倒的優位なWRS。WRSとは「Webレピュテーションサービス」の略で、要するに有害なWebサイトをブロックするためのデータベースみたいなもの。これでブロックしている数は、トレンドマイクロは一日1369万件。対してカスペルスキーは465万件、シマンテックのノートンはわずか56万件。トレンドマイクロ圧倒的。この数字はトレンドマイクロが勝手に出しているわけじゃなくて、カスペルスキーの数字はカスペルスキーのサイトの中のこちらから、ノートンの数字はシマンテックのサイトの中のこちらから取ってこられてます。
WRSを支える不正URL自動解析システム。常に不正URLは監視され、検知から15分で自動的にユーザのPCにその情報が伝えられ、ブロックの対象になります。
新しい脅威への平均対応時間。ウイルスバスターは平均14.4分で、圧倒的1位。2位のマカフィーと較べても3分の2の時間しかかかってません。なお、この数字もNSS Labsという第三者機関のページで公開されています。
そしてこちら、第三者テスト機関であるAV-Comparativesのテストでもウイルスバスターの防衛力はトップ。このレポートの公開ページはこちら。
軽さの表現として、パターンファイルのサイズが載ってました。ウイルスバスターは36MBで、やっぱりブッチギリの1位。
そして、日本のシェア1位。発表元は、これも第三者機関のIDC Japan 株式会社。
そんなわけで、ここまで第三者機関が「ウイルスバスターが1位」と言ってるのを確認したら、ウイルスバスターを選ばずにはいられませんね。そういや私の会社のPCのセキュリティソフトはノートンなんですけど、クソ重いんだよな。毎日PCを使ってない時間にスキャンしようってことで昼休みに入るとウイルススキャンが自動で走るんだけど、昼休み中にウイルススキャンが終わったことなんて一度もなし。そんなわけで、「ノートンは重い」という印象は前々からありました。会社のPCのセキュリティソフトは勝手に入れ替えられないので明確な比較はできないですけど、私はノートンだけは選ばない。だったらやっぱりシェアNo1のウイルスバスターだよね。
そんなわけで、私も自分の自宅PCにはこの機会にウイルスバスターを入れました。快適に使えてます。このセミナー、行ってよかったな。
なお、今見たところではウイルスバスターは「3年版ダウンロードで2ヵ月無料」らしいです。買うなら今ですね。