消費税率の判断に「請求タイミング」は関係ありません!

消費税率引き上げについては色々と情報が出てきていますが、割とレベルの高い情報が多い印象です。私のような凡人が素朴に「これってどうなの?」って疑問に思うようなことが見つからないことが意外と多いです。今回もそんな疑問。「消費税率と請求タイミングは関係しないの?」ってやつです。

関係しない!

例えば、毎月20日締め翌月5日請求の場合。2014年2月21日~3月20日分の請求は4月5日に、2014年3月21日~4月20日分の請求は5月5日になりますよね。請求日が消費税率8%の時期に入り込んでるから、素人目には何か影響がありそうな気がします。

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しかし、結論としては、請求日は消費税率には全く関係しません。以前書いた通り、消費税率の判断基準は「納品日付」です。なので、2014年2月21日~3月20日分の請求を4月5日に行ったとしても、消費税率は5%です。

そして、「請求がまとまっているかどうか」も、消費税率には影響しません。なので、2014年3月21日~4月20日分の請求を5月5日にした場合は、3月21日~3月31日納品分の取引については5%、4月1日~4月20日までの取引については8%の消費税が課税されます。

システム屋としては、請求書レイアウトに与える影響が気になるところです。難しいねー。

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