「借方」「貸方」は本当に覚えないといけないのか

「借方」は左側、「貸方」は右側。借方・貸方 左右の覚え方決定版で覚え方も書きましたが、恥ずかしながら、私は未だにこの借方貸方が左右どっちなのか一瞬では出てきません。「かりかたの『り』を左に払うから、左側だ!」と頭の中で考えないと出てきません。私は経理実務を1年間やりましたが、それでも一瞬で出てくるようにはなりませんでした。

本当に覚えなきゃいけないの?

じゃあ、この借方と貸方、どっちがどっちか本当に覚えなきゃいけないのか?というと、私の経験から言えば「必ずしも覚えなくて良い」です。仕訳の意味さえ把握できれば、借方と貸方という言葉などどうでもいいことです。開き直って「左側」「右側」と言い切っちゃいましょう。それで問題ありません。

まあ、本当は多少の問題はありますよ。問題というか、多少の恥はかきます。「お前、未だに借方と貸方を覚えてないのか!」とは言われます。でも、怒られるのはそこだけ。きちんと仕訳を切ったり意味を把握したりできていれば大きな問題はありません。

経理実務をやっていた私でさえそうなのですから、このブログの読者さんの多数である「管理会計システムに携わるSE」なら、どっちがどっちだかわからなくても大丈夫。むしろ、お客さんに「こいつらは素人なんだから噛み砕いて喋ってやらねば!」と思ってもらえるので、「左側」「右側」を連発して素人っぽさを前面に出した方がむしろメリットがあるかもしれません。

開き直っちゃえば万事解決

ということで、会計関連システムに携わっているSEの方々は、借方貸方がどっちがどっちだか、覚えられなくても気にしないで下さい。それは会計の本質的な問題ではありません。「左側」「右側」でいいんです。開き直って頑張りましょう!

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