管理会計システムは、基本的に会計データを扱うシステムです。
ですから、基本的には財務会計のシステムからデータを抽出して処理することになります。

しかし、そう単純に行かないのが普通です。

  • 財務会計システム上では、給料の仕訳は全社員の総額を一つの仕訳で入力している。
    だが、管理会計システムでは、それぞれの社員が各商品のために使った時間を配賦係数として商品に賦課したい。
  • 財務会計システム上では、固定資産の償却費は、費目ごとに集計した金額で、勘定科目1つにつき1仕訳で入力している。
    だが、管理会計システムでは、それぞれの固定資産がどの商品のために使われているかを判断して商品に賦課したい。
  • 財務会計システム上では、POSシステム(店頭のレジのデータを吸い集めるシステム)から来る売上データは、月ごとに集計して仕訳1つで入力している。
    だが、管理会計システム上では、日次のデータとして分析したい。

などなど、様々な理由で、財務会計システムからのデータ連動ではお客さんのニーズを満たせない場合が出てきます。
イメージ的には、
「財務会計システムには粗く入力したい。管理会計システム上では細かく分析したい。」
という感じの事が多いです。
上記例だと、システム間連動はこんな感じになります。

直感的には「管理会計システムのデータ元は全部財務会計システム!」と思いがちですが、
このように網目状に連動させなければならなくなる事が結構あります。
注意しましょう。


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