会計関連システムを初めて手掛ける方は、「財務会計」と「管理会計」の違いをよく知らないと思います。
簡単に説明しましょう。
なお、「財務会計」は「制度会計」と言ったりもします。

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簡単に言えば、「財務会計」は、法に沿って作成し、開示する公的な会計。
一般的なイメージの「会計」とか「経理」は、これです。
主なユーザーは、一般的には経理部の人。

それに対して「管理会計」は、主に経営者が経営判断するための会計です。
「管理会計」に、法的な定義はありません。
一般に、管理会計システムは、経営者が見たい帳票を作成するためのシステムと位置付けられています。
社外の利害関係者に提出することも基本的には無いので、いわば「なんでもあり」です。
「経営者が見たい帳票」なので、まさに経営者の好みが反映されることが多いです。
直接的な主なユーザーは、「経営企画部」みたいな部署の人の場合が多いです。

管理会計システムの帳票は経営者の好みを反映する必要があることが多い、ということで、
業務分析すると、
「財務会計はパッケージで行けるけど、求められてる管理会計帳票はパッケージじゃ出せないから、スクラッチ開発しなきゃダメだ!!」
となるパターンが多いです。

その求められる帳票は本当に様々。
ワンマン社長な会社だと、「なんだこりゃ??」と言いたくなるような帳票を作ってくれと言われることもあります。
特に営業系出身の社長だと、財務諸表とか勘定科目とかが全く分からない方も結構いて、
そういう、会計ド素人な社長が想像を巡らせて「こんな帳票が欲しい!!」と言うわけで、そりゃあ訳の分かんない帳票になるのも無理ないな、と感じます。

まあ、システム屋としては、そこに多種多様なニーズがあるわけで、メシの種を確保できるという意味では良いことです。

そして、そういうお客さんが多いので、我々システム屋側にちょこっと知識があればお客さんに対して優位に立ちやすいのが管理会計システム、と言えるかもしれません。

私の拙い経験から、いろんな知識を吐き出していこうと思います。
よろしくお願いします。

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