「BS科目」「PL科目」という言葉がありますが、聞いたことあるけどよくわからん!っていう人は多いと思います。なので、簡単にご説明を。

BS科目は「いくらあるか」

「BS科目」は、「B/S科目」と書くこともあります。「いくらあるか」を表す勘定科目を総称した言葉です。例えば、「現金」とか「売掛金」とかって勘定科目が、BS科目の仲間です。

「いくらあるか」と書きましたが、もう一歩踏み込んで書くと、「資産がいくらあるか」「負債がいくらあるか」とも言えます。例を挙げると。

「BS科目」の勘定科目 資産/負債 意味
現金 資産 現金がいくらあるか
預金 資産 預金がいくらあるか
売掛金 資産 売掛金がいくらあるか
借入金 負債 借入金がいくらあるか
買掛金 負債 買掛金がいくらあるか

こんな感じで、いろんなものが「ある時点でいくらあるか」ということを表すのがBS科目です。ちなみに、上記表では直感的に分かりやすい勘定科目だけを記述しましたが、もうちょっとわかりにくい例を挙げると、下記のようになります。

「BS科目」の勘定科目 資産/負債 意味
固定資産 資産 固定資産の価値がいくら分あるか
棚卸資産 資産 まだ売れていない商品がいくら分あるか
貸倒引当金 資産 貸倒に備えて貯めたことにしたお金がいくら分あるか
未払金 負債 買ったけどまだ払ってない分がいくらあるか(アスクルでボールペン買ったけどまだ代金を払ってない、など)
社債 負債 社債を発行してまだ返してない分がいくらあるか

なお、BS科目の「BS」とは、「Balance sheet(バランスシート)」のことです。日本語に訳すと、「貸借対照表」です。「貸借対照表」は、「ある時点で資産と借金などをいくら持っているか」を表す資料です。

PL科目は「いくらかかったか」「いくら稼いだか」

「PL科目」は、「P/L科目」と書くこともあります。「いくらかかったか」「いくら稼いだか」を表す勘定科目を総称した言葉です。例えば、「売上」とか「手数料」とかって勘定科目が、PL科目の仲間です。

例を挙げると、こんな感じです。

「BS科目」の勘定科目 売上/費用 意味
売上 売上 いくら稼いだか
仕入 費用 いくら分の商品を仕入れたか
給料 費用 給料をいくら払ったか
固定資産償却費 費用 固定資産の価値がいくら分減ったか

PL科目は、BS科目と比べてわかりやすいかもしれません。「いくら稼いだ」「いくらかかった」というのは直感的に分かりやすいですから。

なお、PL科目の「PL」とは、「Profit and loss statement」のことです。日本語に訳すと、「損益計算書」です。「損益計算書」は、「ある期間でいくら稼いで、いくら費用がかかって、結局いくら儲かったか」を表す資料です。


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