会計にまつわる日付の呼び方5つ

会計にまつわる日付の呼び方、色々ありますよね。私は会計SEとして働いていて、新入りさんとかがこの日付関連の用語をわかっていないと、正直ちょっとイラっとします。そして、昔の自分は相当お客さんをイライラさせてたんだろうなあ・・・と考えたりします。基本的な用語がわからないと会話が成り立たないですからね。そんなわけで会計関連の色んな日付の呼び方を書いてみましょう。なお、この辺の呼び方は、厳格な決まりがあるわけではありません(たぶん)。会社が違えば意味も変わってくるかもしれないので、参考程度に読んで下さい。

目次

1.会計日付

会計日付。これは、「いつの取引だったのか」を表わす日付です。例えば、10月1日に何か売上げて仕訳を切る場合、その10月1日が会計日付です。

2.入力日付

入力日付。まあこれはわかりますよね。実際に仕訳を入力した日です。例えば、10月1日の取引の仕訳を10月3日に入力したら、入力日付は10月3日です。

3.発生日付

最初に書いた「会計日付」の一種です。ただ、「新しい一連の取引が始まって、債権または債務が発生した日」というニュアンスがあります。例えば、10月5日に商品を仕入れた場合、「後で払わなくてはならない未払金が発生した日」というニュアンスで「発生日付」と呼びます。

3.発生日付
10月5日 仕入 100,000 / 買掛金 105,000
仮払消費税 5,000
↑発生日付と呼ぶ。

4.精算日付

精算日付。これは、お金を支払ったり受け取ったりして、債権または債務が消えた日です。発生日付と同様に会計日付の一種ですが、債権・債務を強く意識した呼び方です。例えば、上記の3の取引に続いて、代金を10月10日に支払った場合。

4.精算日付
10月10日 買掛金 105,000 / 預金 105,000
↑精算日付と呼ぶ。

5.精算予定日・精算確定日

これは以前の記事で書きました。精算予定日付・精算確定日付とは何かの記事をどうぞ。

この辺の用語は簿記の試験とかでも出てこないので、知らない方が割と多い気がします。是非とも頭に入れておいて下さい!

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