社員数配賦。
各部署や収支管理単位に所属している社員数で配賦する方法です。

配賦計算における「ワリカン」

社員数配賦では、例えば100万円のコストを、社員数6人のA部署、社員数3人のB部署、社員数1人のC部署に配賦する際、
A部署に60万円、B部署に30万円、C部署に10万円を割り振るやり方です。
感覚的には「ワリカン」ですね。

どんなコストの配賦に使われるかというと、例えば人事部社員のコスト。
儲けが増えなくても、人が増えれば人事部は忙しくなります。
でも、人の数が同じならば、売上が多くなっても人事部の仕事はそれほど大きくは変わらないでしょう。
売上高で配賦するより、社員数で配賦した方が妥当そうですね。
あとは、PCのリース費用とか。
PCの数は、普通は社員数に比例しますもんね。

業態によっては「人員数配賦」の検討を

しかし、例えばアルバイトさんが多い会社の場合、社員数で配賦すると不都合が生じる場合があります。
例えば、飲食店などで、正社員を全く使わずに切り盛りしている店舗等。
そのような店舗に対して「社員数配賦」をしてしまうと、その店舗に対する配賦対象のコストはゼロ円になってしまいます。

それを避けるためには、正社員だけではなく、アルバイトさん等の人員数も加えた「人員数配賦」を選択するというのも一つの方法です。

飲食店のような業態の他にも、比較的小さい人数で回していくのが普通の部署への影響は大きくなります。
例えば、監査室とか、広報部とか。
社員が2人居た状態から1人退職してしまうと、社員数配賦で配賦されるコストは半分になってしまいます。
小さい部署に割り振られるコストなどそれほど気にしない、という場合は問題ないのですが、
例えばこの配賦されるコストが部署長の成績に直結する場合などは、扱いに注意が必要です。


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