「合弁会社」って言葉がニュースとかで出てくることがありますね。「合弁企業」とか「共同事業会社」とかもだいたい同じ意味です。あれってなんの事でしょう。

法律的な定義はない

実は、「合弁会社」という言葉に、法律的な定義はありません。みんななんとなく使ってるだけの言葉です。もちろん意味が無い言葉ってわけではないですが、まず前提として、法律用語ではないということを頭に置いて下さい。

「共同出資会社」

合弁会社とは、「共同出資会社」のことです。複数の企業が共同で出資して作った会社のことですね。つまり、複数の企業が株主なら、その株を持たれている会社は広い意味では「合弁会社」です。

そのニュアンスは?

ただ、実際にはもうちょっと狭いニュアンスで使われます。合弁会社の例として、ジヤトコ株式会社を挙げましょう。このジヤトコ株式会社は、自動車の変速機を作っている会社です。株主は、日産自動車が75%、三菱自動車が15%、スズキが10%。この株主である3車は自動車販売では完全に敵同士で激しく戦っていますが、自動車の部品の一つである変速機では同盟を組んで業務を効率化しているんです。

このように、「特定の事業」に関して「複数の会社からの出資を受けている」会社を合弁会社と言います。ジヤトコは、狭い意味での合弁会社と言って良いでしょう。

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ただ、ジヤトコの場合はちょっと極端ですね。激しく戦っている敵同士が部分的に手を結んでいます。もうちょっとソフトな感じの合弁会社の例としては、かつてのソニーエリクソンなんかが挙げられます。あの会社は、ソニーとエリクソンそれぞれが単独では携帯電話業界で生き残れないと感じたため、タッグを組んでいたわけです。


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