ある日、私のメールボックスにこんなタイトルのメールが送られてきました。

「弥生から新しいクラウドサービスが登場!新製品体験会開催」

弥生っつったら個人や中小企業御用達の会計ソフトですよ。そのクラウド版が出ると聞いたら会計SEとしては黙っちゃいられねえ。ソッコーで参加申し込みして行ってきました!!

やよいの青色申告オンライン

よく読むと、今回のイベントは「やよいの青色申告オンライン」のイベントとのこと。やよいシリーズは「やよいの青色申告」と「弥生会計」だけでなく「やよいの給与計算」や「弥生給与」の給与関連、「弥生販売」「やよいの見積書・請求書」「やよいの顧客管理」などなど様々な製品シリーズがありますが、去年まではいずれもWindowsPCにインストールして使うタイプだったんですよね。それが今年の始めにオンラインサービスである「やよいの白色申告オンライン」がリリースされ、更に今回、10月から「やよいの青色申告オンライン」もリリースされたと。そういう流れになっています。

実はわたくし、従来のやよいの青色申告のユーザーです。青色申告はしていないんですが、こうしてブログ書いて多少の収入があるんで自己管理用会計ソフトとして使っております。オンライン版がリリースされたとなればそっち使う気マンマンでございます。

入口。見慣れた弥生のマークです。
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スクリーンに誇らしげに映る、やよいの青色申告オンラインのロゴ。参加者は20名くらいでした。
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参加者にはカツサンドとウーロン茶が振る舞われました。ありがたや。
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で、イベントスタート。弥生の岡本社長のプレゼン。
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クラウドで「かんたん、やさしい」を追求。確かに、これまでの「やよいの青色申告」は導入がちょいとめんどくさかった。色々と設定があってね。クラウド化となれば全部ブラウザ内で完結するんでインストール作業が無くなってラクになりますね。
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従来は白色申告は申告がカンタンというメリットがあったが、今後は記帳が義務化されるので実質メリットなし。青色申告した方がいいっしょという説明。
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白色申告記帳義務化の説明が続きます。
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やよいの青色申告オンラインで、「記帳も確定申告もこれひとつでできる」「簿記/会計知識がなくても青色申告ができる」「シンプルなデザインと機能で、直感的に使える」。
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説明する岡本社長。ちなみに岡本社長はtwitterもブログもやってます。社長が前に出るのって勇気あると思う。普通、何かあったら叩かれちゃうーと思って萎縮するじゃないですか。自信と気概の現れだと思います。
岡本 浩一郎 @ 弥生株式会社(@kayokamoto)さん | Twitter
弥生社長の愚直な実践
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そしてクラウド会計といえばこの機能が重要。自動仕訳です。銀行明細・クレカ明細を自動取り込みして自動で仕訳してくれる。自動で仕訳ですよ。仕訳切るのって怖いじゃないですか。それを自動でやってくれるんですよ。これがやよいの青色申告オンラインの最も大きなメリットだと思います。
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ちなみに自動仕訳の精度はどのくらいかというのが気になりますが、それは取引内容によって、つまりは使う人によって色々変わると思いますのでなんとも言えないところですが、この日のサンプルデータでは18取引中17取引は自動仕訳が切られてました。つまりは18分の1の労力でOKっつー事になります。繰り返しますが、これはサンプルデータでの精度ですからね。精度は人によって大きく違うと思います。おそらく。
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自動仕訳が切られた明細たち。
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確定申告の手順もバッチリ説明してくれるとのこと。
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そのまんま確定申告書の書式を出力可能。
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そしてできることは確定申告だけじゃありません。しっかり経営分析もできます。
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B/S(貸借対照表)のドリルダウンも可能。粗いBSから個別の取引までドリルダウンできます。素晴らしい。
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主な機能の一覧。「リリース予定」も含んでますが、2014年分の青色申告には間に合うようにリリースされるスケジューリングです。
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そして価格。通常はセルフプラン(基本プラン)が年間8000円、ベーシックプラン(電話サポート付き)が年間12000円ですが・・・、
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今ならキャンペーン価格でセルフプラン初年度0円、ベーシックプラン初年度6000円!
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ウェブサイトからすぐに申し込み・利用が可能。
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ちなみに、青色申告するといくらトクする?っつークイズが出ました。答えは15万円。控除が15万円じゃなくて、手元に残るお金で15万円トクするそうです。デカイね。
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その詳細はこちら。地域によりますが、所得税で約4.2万円、住民税で約6.0万円、国民健康保険税で約5.4万円トクするそうです。
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その後は著名ブログであるネタフルのコグレマサトさんと岡本社長のトークセッション。
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内容はまあ色々あったんですが、やはり気になるのはこれ。競合F社。freeeのことですね。社長はかなり冷静に受け止めていらっしゃるようでした。「正しく恐れている」というコメントが印象的でございました。
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個人的な印象としては、freeeとやよいの戦いは、やよいの勝ちで終わるんじゃないかなーと思います。いや、まだ私はどちらも使ってないですけどね。ただ、仮にも会計近辺をナリワイとして生きている者としては、やよいのネームバリューの偉大さはよ~~~~く知っております。それに対してfreeeがクラウド分野で先行して、どこまでシェアを伸ばせるかっていう戦いが繰り広げられていたと思うんですけど、freeeの知名度はまだまだ広がってないと思います。そのタイミングでやよいがクラウドを出しちゃったということで、もうやよいの名前にfreeeはひねりつぶされるんじゃないのと思います。

繰り返し書きますが、私はまだやよいの青色申告オンラインもfreeeも、どちらも使ってないです。けど、会計ってのはとにかく信頼性を求められるもの。取引先に「会計ソフト何使ってんの」と聞かれて、「やよいです」と答えるのと「フリーです」と答えるのとでは印象が全く違う。「やよいです」と答えれば「あ、まあちゃんとやってんのね」って思ってもらえるけど、「フリーです」と答えたら「え?フリーソフト使ってんの??大丈夫かこの会社???」と思われちゃう。会計業界の中で、やよいの信頼性は圧倒的です。freeeはやよいがクラウドに進出するまでに頑張らなきゃいけなかったけど、頑張り切れなかった。まあ、負けなんじゃないの??と個人的には思います。

最後に領収書入れと、やよいの青色申告オンラインのタダ券をもらって帰りました。いやーありがたい。タダ券までもらったからには、やよいとfreee両方使いまくって後で再度レポートしますよー!
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