人のアサインというのは難しいもの。上の人から見れば、人材一人々々をどのプロジェクトにアサインするかというのは難しいと同時に、一人々々の細かい特性なんか考慮している余裕も、実際のところないのが現実だと思います。その結果、全く会計知識が無い人にいきなり管理会計システムの担当をアサインすることもあるでしょう。そんな時、担当になってしまった人はどう考え、どう行動すべきでしょうか。

「管理会計システム」なら、むしろ喜ぶべき


Eclipse Communication Framework / Peter A. Shevtsov

まず、アサインされたシステムが「管理会計システム」なら、自分の幸運を喜ぶべきです。これが「財務会計システム」なら、「一週間徹夜してでも今すぐ簿記3級をマスターしろ!!」という感じになりますが、財務会計システムではなく管理会計システムなら、だいぶ救いがあります。財務会計システムは会計そのものを知っているか否かが深く問われますが、管理会計システムなら、管理会計システムへのデータ抽出のところで「売上」と「費用」のデータのみを抽出し、仕訳の概念を排除して分析対象にすることが多いのです。もちろん勘定科目に対するセンスのようなものは問われるので勉強する必要がありますが、財務会計システムと違って、「経理の第一歩を知らないと話も通じない」という状況に陥ることは防げます。

勘定科目の分類のイメージを掴めば何とかなる

管理会計システムの開発・運用の仕事では、仕訳の概念がわかっていなくても何とかなります。勘定科目の意味が何となくイメージできていれば。なので、まずは「勘定科目の分類」的なところを覚えて下さい。そのためにまず読んで欲しいこのブログの記事は以下の3つ。騙されたと思って、下記3記事だけ読んでみて下さい。だいぶマシになるはずです。

限界利益(貢献利益)とは(ド素人向け) | 管理会計システム.com

固定費はどこまでが「固定費」なのか | 管理会計システム.com

売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期利益 ド素人的説明 | 管理会計システム.com

更に、勘定科目のイメージを掴めば何とかなる

「勘定科目の分類」がイメージできたら、次は個々の勘定科目そのものの意味を把握できるともっと良いです。ただ、全く会計を知らない人が全ての勘定科目の意味を把握するのは無理です。なので、勘定科目の辞書を買いましょう。私のオススメは下記の本です。

この本は、個人事業主の人のための、勘定科目と仕訳の説明の本。個人事業主の人ということは当然会計ド素人の人を想定しています。つまり、会計知識ゼロのSEやPGの人にもピッタリ。システム開発をしていくにあたり、絶対に勘定科目の辞書は必要です。是非上記の本を読んでみてください。1,680円という金額は若干高いと思うかもしれませんが、絶対に持ってて良かったと思う日が来るはず。しっかり図書館検索のリンクも張りましたので、ちょっと買うのに躊躇する人は借りてでも読んでみて下さい。この本が見つからなければ、「勘定科目辞典」みたいなキーワードで図書館の蔵書を検索してみてください。似たような本はあると思います。

あとは、このブログを隅々まで読んでくれれば幸いです

そして、時間があればこのブログを隅々まで読んで下さい。私としては、役に立つ情報ばかり書いているつもりです。不安な皆さんのお力になれれば嬉しいです。


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