アロワナの社長の会社の思い出話を一つ思い出したので、書き記しておきます。銀行から、詐欺的に融資を引き出した例です。

銀行を騙して借り入れた

あの会社は、まー色々ギリギリなことをやってました。会社の幹部の人達はみんなちゃんとした人たちだったと思うんだけど、社長が悪いやつだったのかな。まあ上の方の世界はわたしにはよくわかんないですけど。

「賞与資金」

そんで、その会社はもう潰れちゃってるんで書くんですけど、まあ平たくいえば嘘を言って銀行から融資を引き出してたんですよ。借金の理由に嘘を言ったんです。


H23 BB00934850 * …my $100 ‘star note’ / TheAlieness GiselaGiardino²³
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どういうことかというと、賞与資金を二重に借りていました。一般的に、社員の賞与の資金を銀行から借りるのは、それ自体は普通のことです。でも、それを二重に借りていたんです。社員に支払う賞与の総額が1億円だったとして、A銀行に「賞与の資金として1億円貸して」って言って借りて、B銀行にも同じように「賞与の資金として1億円貸して」って言って借りてました。つまり、賞与に必要な金額1億円に対して、2重に借りて2億円を得ていたんです。

一応、それでできた余裕資金は社長が使い込んでいたわけじゃなくて、ちゃんと商売に使ってたんですけど、そうは言っても詐欺的ですよねえ。

これ、他の会社でもこういうことあるんかな??大丈夫なんかな??と思いつつ、まあ銀行員さんの方も詐欺的で高圧的なこと言ったりするし、狐と狸の化かし合いかなと思って黙ってました。まあ、そのあと数年で潰れちゃうわけですけど。

銀行員側もグルだったっぽい

ただ、この話、実は銀行員側もグルだったみたいなんです。銀行員側には、銀行から融資のノルマが言い渡されています。そのノルマを達成するとか、もしくは大幅に過達して出世を狙うとか、まあそういう「融資したい!!!!」という強烈な気持ちが銀行員の側にもあるわけです。そこに付け込んで、「賞与資金ちょーだい」「じゃー貸してあげるよ」っていうやりとりがあったみたいなんですよね。

嘘はいかんよなー

私はこのやりとりをなんとなく噂で聞いて、銀行員にだけはなりたくないなと思いました。あと、銀行に頼った商売はしたくないなと思いました。だって、そういう嘘を日常的に付かなきゃいけなくなるわけじゃないですか。ちょっと嫌ですよね。犯罪スレスレ・・・というか既に犯罪のような気もするし。

あ、そんでね、どうもこの二重融資が銀行側にバレたらしくて、あとで一悶着ありました。その時私は経理から社内SEの立場になってて、ある日突然社長に呼ばれて、「社内からこのURLにアクセスした奴がいるかどうか調べろ」って言われたの。そのURLは、銀行の内部監査通報窓口だった。こういう感じのページ。
みずほFG:コンプライアンス(法令等遵守)態勢

そんで、そのURLにアクセスした人、居たんだよなあ。居ないでくれ~って祈りながらLanScopeのログ検索したら、ズドンと見つかっちゃった。そんでそれをそのまま報告しようかどうか迷ったけど、社長に報告しちゃったんだよな。そしたらそのURLを見てた人、3ヶ月くらい後に辞めちゃった。まあ、私もその2ヶ月後くらいに辞めて、その2年後くらいに会社も潰れたんだけど。

そういうわけで、同じようなことやってる会社さんってたぶん結構いると思うんだけど、ダメだよ!勇気を持って告発しようね。あ、告発先を検索する時はスマホで、自分の携帯回線でやってね!会社の回線使ったらバレるからね!


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