普段、我々はフツーの消費者として毎日のように消費税を支払っています。この消費税も当然会計処理に関わってくるわけですが、その詳細について知っている人は意外と少ないです。基本中の基本を確認してみましょう。

消費税の流れ

例えば、コンビニで何か買った時の消費税の流れを考えてみましょう。下記の図を見て下さい。

消費者が本体価格100円+消費税5円の買い物をした場合、消費税の5円の流れは上記の図のようになります。消費者が支払った5円を、コンビニはそのまま税務署に支払うわけです。コンビニとしては貰った金額を税務署に払うだけなので、直接的には損も得もしません。消費税の基本的な処理はこれだけです。

いろんな人から貰い、いろんな人に払い、残りを税務署に払う


しかし当然、コンビニは一般のお客さんだけではなく、いろんな業者とも取引をします。その業者間の取引にも、一般のお客さんとの取引と同様に消費税がかかります。その場合は、受け取った消費税額と支払った消費税額を差し引き、残った額の消費税を税務署に支払います。

例えば、消費者から5,000円の消費税を受け取り、仕入先に合計1,500円の消費税を支払った場合、

受け取った消費税5,000円 – 支払った消費税1,500円 = 税務署に払う消費税3,500円

という計算になり、税務署には3,500円を支払うことになります。このように、消費税はあらゆる取引先から受け取ったり支払ったりすることになります。登場人物が多くなるため煩雑に感じがちですが、結局のところ受け取った額と支払った額の差額を税務署に支払うだけです。素人的には「消費税は、受け取った額と支払った額の差額を税務署に支払う」とだけ理解していれば十分です。この機会に覚えてしまってください。


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