限界利益(貢献利益)とは(ド素人向け)の記事でも書きましたが、限界利益と聞いて、どうしても頭に馴染まないって人、多いと思います。私もそうでした。何が限界なんだろう?と思いつつ、その疑問には蓋をして長年会計に関わってきました。今回は「なんで限界利益は『限界』っていうのか」ということを書いてみようと思います。

「限界利益」は英語で「marginal profit」


margin closer / romana klee

「限界利益」は英語で「marginal profit」といいます。「marginal」は「限界」、「profit」は「利益」なので、「marginal profit」を訳して「限界利益」なんですね。なので、日本語のニュアンスを気にして付けられた名前ではない、ということをまず覚えておきましょう。

そして、じゃあ「marginal」ってどんなイメージの単語なの?という話になりますが。Yahooの辞書で調べたところ、「marginal」の意味は「はじっこ」「余白」「(苦しい・不十分という意味の)限界」といった説明が出てきます。
marginal の意味とは – Yahoo!辞書

限界利益のmarginは、この中の、「余白」のイメージの意味で使われているようです。「売上」という大きな領域があって、その中に「原価」の領域を塗りつぶして残った「余白」が限界利益、というイメージです。

日本人が「限界」と聞くと、普通は「limit」の意味を思い浮かべますよね。「限界利益」というネーミングは、非常に不適切な訳だと思います。もうちょっといい日本語訳あったでしょ。

ということで、恨むなら昔の偉い学者さんを恨みましょう(笑)。


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