消費税増税についていろいろと書いてきましたが、ずっと気になりつつ書かなかったことを書きます。それは、デスマが多発するだろうねってこと。

僅か半年しかない

今のところまだ、本当に消費税を増税するのかどうかは決まっていません。増税決定の時期も、最初は今年9月末になされるって話だったようですが、こないだニュースを見たら10月中旬に判断するとかなんとかって書いてるのを見かけました。私は国会には詳しくないのでよく知りませんが・・・、まあともかく増税決定から実際に増税されるまでの期間は短いです。9月末に決断されたとして、4月1日の増税までは半年しかありません。

システム屋としては増税が決定されないと、プロジェクトの社内稟議も回せないし実作業もできないですよね。それまではジリジリと焦れつつ待つしかありません。

で、これまでさんざん消費税をネタにして多数の記事を書いてきたことからもわかるように、消費税増税のシステム対応は多岐にわたります。それを半年で対応しなきゃならないわけです。

もちろん増税の詳細が決まらないと何とも言えないわけですが、感覚的にはかなり高い確率で、消費税対応のシステム改良のプロジェクトはデスマると思います。時間が足らな過ぎる。

半年の間に、お客さん側の発注の稟議を回して、それを受けてシステム屋さん側の受注の稟議を回して、要件定義して、設計して、実装して、テストして、品質担保部隊的なところのチェックが入って、納品の稟議を回して、お客さん側で検収するところまでやらなきゃいけないわけです。
半年を26週、祝日を考慮して120営業日として考えると、ざっくり言ってこんな感じっすよ。

  • お客さん側発注稟議:5営業日
  • システム屋側受注稟議:5営業日
  • 要件定義:15営業日
  • 設計:30営業日
  • 実装:15営業日
  • テスト:30営業日
  • 品質担保部隊のチェック:10営業日
  • システム屋側納品稟議:5営業日
  • お客さん側検収稟議:5営業日

これ、死にますよね。要件定義~テストの部分には90営業日しか取れないんです。この90営業日で、お客さんの社内にある全てのシステムを改修しなきゃならないわけです。

しかも、消費税増税はどこの会社でも同じ時期に影響があるわけで、この半年間に案件がとんでもなく集中することになります。ムリっしょ。

そんなわけで、開発部隊に所属するSEさんは覚悟しておいた方がよさそうです。私は運用側のSEなので、たぶん引け目を感じつつも片手間で開発部隊の人たちのお手伝いをする程度になると思います。だってデスマやだもん。


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