消費税引き上げ延期の嘆きを書いたわけですけど、こともあろうに軽減税率まで議論され始めるようです。

なんでそんなめんどくさいことを

あ、こともあろうにとか書いちゃいけないですね。人によって意見は色々でしょうから。でも、私は軽減税率には反対です。

軽減税率ってのは、「生活必需品」に対してだけ、消費税率を小さくする政策。そりゃ、支払う税金が少なくなるだけだったらいいっすよ。でも、社会的コストは爆発的に増えると思います。

例えば食料品。消費税率が10%になったとして、「食料品」だけ5%に軽減されたとしましょうよ。でもたぶん「外食」はどっちかっつーと贅沢品っつーことで10%になると思うんですよね。そしたら、どっからどこまでが「食料品」なのかってのを判断しなきゃならない。

例えばスーパーの惣菜コーナーで売ってる寿司は5%。そんで回転寿司なんかは10%。じゃあ回転寿司屋で持ち帰りの寿司を買ったら何%?とか、そーゆーのを全部線引しなきゃならない。これは回転寿司業界にとっては大変な運命の分かれ目。そしてもし回転寿司屋の持ち帰り寿司は5%ってのを回転寿司業界が勝ち取ったとすれば、それは大きな利権になります。回転寿司業界の人は、あの手この手で国の偉い人にゴマすったりなんだりして、持ち帰り寿司5%を死守するでしょう。

これは当然一例に過ぎなくて、そーゆー綱引きが、品目の数だけ大量に発生するわけです。そこで厳しい交渉をしなきゃならないわけですけど、そーゆー苦労って、軽減税率を導入しなけりゃ一切必要なかったはずの苦労ですからね。それって巨大でムダな社会的コストですよ。

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各党の方向性は

そんで、まあともかく衆議院は解散しちゃってるので、選挙の時にどこに投票するか決めなきゃなりません。

自民党・公明党は軽減税率導入の方針です。
衆院選:軽減税率 自公が公約に 消費増税時に導入目指す – 毎日新聞

民主党は、軽減税率に対する態度は決めかねているようです。
民主党
ただ、全国女性税理士連盟から消費税軽減税率反対など要望受け意見交換という記事が民主党のサイト内にありました。わざわざこれを載せたということは、どちらかと言えば軽減税率には反対なのかなと思いました。自民党・公明党との対立軸をわかりやすくするという意味でも、有り得る話かもしれません。ま、よくわかりませんが。

あと、明確に軽減税率に反対している勢力という意味では維新の党が挙げられそうです。党のページには特段の記述はなさそうなのですが、橋下さんは軽減税率には極めてネガティブな印象を持っているようです。中心人物の橋下さんが反対ってことは、党としても反対なんじゃないかな。これも確定的な情報ではないですけど。

軽減税率が嫌な私としては、今回は自民党には入れられないな。かといって維新の党に入れても死に票になっちゃいそうでやだ。じゃあ民主党か?いやいや民主党には入れたくない。そんな感じで頭のなかをぐるぐる回ってます。

まー逆に考えれば、税制や会計の仕組みが複雑化すればするほど、相対的に会計の知識を持っている私のスキルの価値は上がるので、導入されたらされたで私としては結果オーライになるかもしれないけど・・・、どうすっかなー。

あ、たぶん実際の衆議院選挙前にはYahoo! JAPANとかに、どの党の公約が自分の考えに合っているかが簡単にわかる「ボートマッチ」的なのができると思うので、そーいうのを活用しましょう!


売掛金を即現金化する(ファクタリング)
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