リースについて色々書いておりますが、今回はリース期間が一年以内のファイナンスリースの仕訳を書いてみましょう。

ま、あんまないけどね

リース期間が一年以内のファイナンスリース。これは相当なレアケースです。

ファイナンスリースしたい時ってどういう時かというと、現金がない時です。現金がないからこそ「借りる」という選択をしたいのに、リース期間が1年以内じゃあ、結局一年以内に借りるモノの代金相当額を全額支払わなきゃいけないわけで、わざわざリースにした意味が薄くなります。

そんな感じで実務的にはかなり出現率が低いと思われますが、仕訳を例示しておきましょう。

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リース期間が一年以内のファイナンスリースの仕訳は非常に簡単です。リース取引判定のフローチャートの、一番下の表の左から2番目を見て下さい。緑で「賃貸借処理」と書いてありますね。更に、「資産・債務は計上しない」「利息は計上しない」「減価償却はしない」とも書いています。

ファイナンスリースは、実質お金を借りて買ったのと同じことなので、仕訳をそれに近づけたのが、ファイナンスリースの仕訳の基本的な考え方なのですが、今回書いている「リース期間が一年以内のファイナンスリース」はリースとしての重要度が低いため、普通のオペレーティングリースと同様の賃貸借処理が認められているのです。

簡単!

例として、リース料月額10万円、リース期間が一年のファイナンスリースを考えてみましょう。リース期間が一年以内なので、賃貸借処理すればOKです。仕訳はこうなります。

毎月の支払の仕訳
※毎月同じ仕訳になる。
借方 貸方
支払リース料 100,000 / 預金 100,000

これだけ。楽勝ですね。

ま、これに当てはまることはあんまりないと思いますけどね。少なくとも私は見たことがないです。


売掛金を即現金化する(ファクタリング)
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